ぼそぼそ

私は根っからの真面目な人です。




いやいや真面目な人がこんなふざけたGPAなわけないだろ？と思われる方も沢山いらっしゃるとは思うのですが、それでも高校まできちんと進学して大きく道を踏み外してみるどころかごくごく平凡なギャルになるというわけでもなく、かといって厨二を極めてみるとかメンヘラになっちゃうとか物凄いガチオタになるとかもせず、きちんと現役で国立大学まで行って普通の日々を送っています。充分真面目だと思います。

まあ安定と平凡を求めて生きてきたので、ここまでの人生は成功とも言えるでしょう。


なんで急にこんなこと書いたのかって、深瀬さんって中卒なんですよね。

いや別にそんな人沢山いるって分かってはいるんです。大好きな椎名林檎たんも高校中退してるし。ライブ行った瞬間セカオワに取り付かれちゃってる自分も大層気持ち悪いですが、そうはいっても無難に大学までひょひょっとまあまあな感じで来ちゃった私より全然面白い事考えて、面白い人生送ってるよなあって、羨ましくなっちゃったんです。

そりゃそんな人一部ですよ。
でもこういう感情って初めてじゃないんですよ。


「将来何になりたいの？」って言われて、人生で一番最初に思ったのは小学校の頃のモーニング娘。で、そのあと真面目に「これならなってもいいかな、むしろなれたらいいな」と思ったのが、「作曲家」という職業だったんです。たぶん小学校高学年とかの頃だと思うんですけど。
「１４歳のハローワーク」読んだら「需要ある」とか書いてあって、なんかうきうきしちゃったんだと思う。

好きな音楽やって印税でがっぽがっぽ儲けてやろうぜとか思ってましたけども、そうはいっても結局頭の中に浮かぶメロディもコード進行もどっかで聴いたことあるのばっかりで、自分のセンスの無さになんかやんなっちゃって、やっぱ無難に生きようって思って、幸運にも今のところはその通りになっています。


結局は人と同じようなことしかできないんだなあと思って、落ち込むことが割と多いです。さすがに深瀬さんとか林檎さんとかプロの方と比べて落ち込むほど私も大それた考えはしないけれど、ちょっと自分のまわりを見回したら、なんとまあクリエイティブな方が多いことか。

１０代のときに、もうちょっと変なことしとけばよかったのかなあ。って、彩織さんのブログの深瀬さんの紹介を見て、思っちゃいました。



不真面目に生きていけばよかったなあというわけじゃないんだけどね。
人と違いたいなんて、どこの思春期少女やねん。「違う」ことでしかアイデンティティ見いだせないなんて、なんて子供っぽいのかしら。

とかなんとかぶつくさいっといて、今やんなきゃいけないこともできてない自分にほとほと嫌気がさす。ああもうまったく！

Twitterと連携してみたんだけど、どうなるんだ？